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31.鎧

  • happy-smile30
  • 2011年8月30日
  • 読了時間: 1分

鎧            

 一人がいいと偽って 本当は全部が怖かった  分厚い鎧は全てを拒む  槍も、剣も、鉄砲も 愛も、憎悪も、温もりも…  狭い視界の お空は四角  薄い空気に 溺れて喘ぐ  鉄の鎧は重過ぎて、自分の足では歩けない  それでも傷つき 失うよりは  ずっと楽だと…決め付けたんだ。  古傷が疼く。化膿して腐る。  僕が駄目になる前に、誰か気づいて穴を開けて  内側からじゃ壊せないよ  鉄を通して伝わるくらいずっと  できればこの手を離さないでいて

 
 
 

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